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2023.12.18

清里ミーティングで事例発表をしてきました!

12/1(金)-3(日)の3日間、公益財団法人日本環境教育フォーラム主催の清里ミーティングに参加してきました。 

(清里ミーティングの詳細についてはコチラ!)

2023年のテーマは、「これからの日本型環境教育の提案~2030ネイチャーポジティブ~」。 

日本全国から環境教育の実践者、学生、企業や行政の方々などが総勢120名ほど集まり、お互いの意見年代も立場もそれぞれ異なる人達が同じ目線で議論を交わす3日間はとても刺激的でした。

i-nac2023年4月より妙高キャンパスにて提供してきた研修プログラムについて、「様々な専門分野を網羅する23校117学科2,300人以上の専門学校生に半アウトドア研修を提供!」というタイトルで事例発表してきました。 

(研修について詳しくはコチラ!) 

 

「半アウトドア」というタイトルに皆さん興味津々。

実際に研修で使用しているイスを持ち込んでみたり、キーワードを吹き出しで掲示したりと、奇抜!?なポスターが功を奏したのか、準備段階から多くの方にお声掛けいただきi-nacブースは大好評でした。

 

また、発表についてフィードバックをしていただける制度もあったので、コメントをご紹介します。

【聞いて下さった方からのコメント】

●様々な専門学校、120学科の共通研修が半アウトドアというのは面白いと感じました。また、課題が基本人間関係というのも印象的でした。

●アウトドアに興味がない人に対して、体験活動を展開するのは本当に大変だろうと思います。異なる専門分野を勉強している学生さんと交流し、信頼関係を築くのは、毎回試行錯誤されているのだろうと感じました。

●“アウトドア研修。これまでの世代と異なる価値観を持たれているZ世代と話す、心をほぐす工夫!!スゴイです。

●将来の野外活動を仕事とする人材育成に特化しており、様々な人が野外活動を通して学ぶ「生きる力」を育む環境がすばらしいと感じました!自分が通いたいです!

●違う分野の専門学校の生徒を対象に、アウトドア体験を通してキョリを縮める。その体験を提供したり、ノウハウを教えてもらったりできる。早くうちとけるには、良い体験だと思った。

●たくさん質問させていただきありがとうございました!新潟伺いたいです!育成事業について学びたいです!

●半アウトドア、Z世代で、しかも自然に抵抗がある子にアタックするのは難しいですよね。校内でキャンプするなどハードルの下げ方がなるほどです!

●対象を理解するのはとても大切。相手に合わせることができるのもスキル。

●半アウトドアというフレーズが新鮮だった。プログラムとして提供しつつ、あえて“やりにくさ”や“不便さ”“不足”を加えることが教育につながるという学びがあった。

●半アウトドア研修という発想、意味があることだと思いました。進んで自然体験をしない人は完全なアウトドア研修だとアウトドアのマイナス要素に目を向けてしまう可能性もあるからです。半アウトドアをきっかけに自然の魅力を知ったり、アウトドアに興味を持つ人が増えるといいと思いました。

 

当校では、「自然の恵みをすべての人に」を学校理念として掲げており、SDGsの理念である「だれ一人取り残さない」を自然体験や野遊びの分野で実現することを目指しています。

今年度は、普段自然から離れた生活をしている方にも、日常に近い身近な場所で自然体験ができる機会を、より多様なカタチで提供するアプローチの一つとして、「半アウトドア研修」をデザインし実施しています。

今回、発表を通して私たち独自の「半アウトドア」というアプローチに共感いただいたり、可能性を感じていただいたりと、プログラムを客観的にみることができました。

 

これからも当校では、自然体験やアウトドアの持つ価値を必要な方々に届けていけるよう、従来型の枠組みにない企画や事業を行ってまいります。

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