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授業・実習

2012.10.16

電光石火のショートロープ

後期もいよいよ通常授業が始まりました。
山岳プロ学科2,3年生の登山実技は、佐々木大輔先生によるショートロープ講習です。

ショートロープは危険箇所を通過するときに、ゲストをロープで確保する技術のひとつで、登山ガイドの職能のなかでは最も難しい技術です。
しっかりと行なわないとゲストとガイド双方が事故に巻き込まれてしまうので、みんないつも以上に緊張しつつ真剣に取り組みました。

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セットはすばやく正確に、ですが・・・。
なかなかきちっと素早くとはいきません。

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こちらは佐々木先生のデモンストレーション。
さささ、しゅっしゅっ、はい準備完了。という早さ。
トークもまじえつつ、ゲストに待ったという気にさせないスピードと気配りが必要、と教わるも、手元操作でめいっぱいになってしまいがちです。

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自然物をうまく活かした確保がスピードにつながることも教わりました。
わかっちゃいるけど、なかなかものになりません。
くりかえしくりかえしいろんな場所でのトレーニングが必要です。

で、今回の授業、寒冷前線の通過が重なっていることは出発前から把握していたのですが、予測よりもはやく山頂で雷が遠くで鳴り始めました。
今回の前線は足が速く、強い寒気を伴っているので急いで下山開始。近づいてくる雷光に追われるように、ショートロープでつながっての下山も
登りの5割り増しくらい?
全員無事下山しましたが、麓も大雨で、時間雨量60ミリ越えの雨の強さを体験することができました。
寒冷前線の通過がどんな気象変化を及ぼすか身を持って観察でき、気象についても学ぶことが多かった授業でした。

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